公益財団法人 廿日市市芸術文化振興事業団│説教源氏節人形芝居「眺楽座」

ウッドワンさくらぴあ
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はつかいち美術ギャラリー
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休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日)

公演詳細

説教源氏節人形芝居「眺楽座」
開催日
2023年10月7日(土)
開演時間
13:00 (開場 12:30)
会場
ウッドワンさくらぴあ 小ホール
料金

全席指定
一般    500円
高校生以下 300円
※3歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。
※さくらぴあ倶楽部会員はポイント付与。

チケット発売日
会員 7月22日(土)/一般 7月29日(土)

広島県無形民俗文化財に指定されている説教源氏節人形芝居「眺楽座」
独特の語り、三味線に合わせて「でこ」と呼ばれる人形を操る人形芝居。

今年の演目は
小栗判官・照手姫「祐国文使の段」(おぐりはんがん・てるてひめ「すけくにふみづかいのだん」)

人形操作や、20通りにも舞台を変化させる「はったんがえし」をご覧ください。
終演後、普段は見ることのできない人形芝居の舞台裏を公開します! (申込不要)

紹介

【説教源氏節】
説教源氏節は、江戸浄瑠璃・新内に説経祭文節を加味したもので、天保7(1836)年頃、新内語りの師匠・岡本美根太夫によって始められました。大阪で生まれた説教源氏節は、名古屋で大流行し、その後全国に伝わりましたが、現在伝承しているのは、廿日市市の眺楽座と名古屋近郊の甚目寺の2箇所のみになっています。

新内の優婉な語り口と説経節の哀切な曲節が調和して、人々の心に大きな感動を与えています。

【眺楽座】
眺楽座の創設者である藤原イワ(1906年50歳没)は、音曲に巧みで、夫の淳一郎とともに明治16~17(1883~1884)年頃から説教源氏節に熱中し、同好の志を集め舞台装置を作り上演するなどして、技芸の伝承に努め現在に至ったものです。
伝承百三十余年、広島県無形民俗文化財にも指定され、文部大臣表彰やサントリー地域文化賞を受賞するなど、廿日市市の誇る伝承芸能です。

眺楽座に伝わる台本は、「石井常右衛門」「朝顔日記」「八百屋お七」などがありますが、そのほとんどが説教源氏節専用の作品ではなく、浄瑠璃・新内・常盤津などの芸能からきたものが多いようです。

構成は、語り手、合い方の三味線、人形遣い、三味線・鉦・太鼓のお囃子で成り立っています。

舞台裏では、一人の人形遣いが人形(でこ)と向かい合う形で舞台の下から両手を伸ばして操作し、舞台上には現れず一体の人形を操っています。

プレイガイド

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