公益財団法人 廿日市市芸術文化振興事業団│広島県無形民俗文化財 説教源氏節人形芝居 眺楽座

ウッドワンさくらぴあ
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はつかいち美術ギャラリー
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休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日)

公演詳細

広島県無形民俗文化財 説教源氏節人形芝居 眺楽座
開催日
2020年01月26日(日)
開演時間
13:00 (開場 12:30)
会場
さくらぴあ小ホール
料金

全席指定:一般500円
     小中高300円

※さくらぴあ倶楽部会員様は、購入額の5%がポイント加算されます(さくらぴあでご購入の場合のみ)。
※小中高チケットは、さくらぴあ事務室でのみ取り扱いです。
※3歳未満のお子さまのご入場は、ご遠慮ください。
※3歳以上の未就学児でも、座席が必要な場合は有料です。

チケット発売日
会員:11/10(日) 一般:11/17(日)

郷土が誇る伝承芸能、説教源氏節人形芝居「眺楽座」

   独特の語り、お囃子に合わせて「でこ」と呼ばれる人形を操る芝居を
   お楽しみください。
                 いしい つねえもん    どてはっちょうごにんぎ      だん
 演目:石井常右衛門「土手八丁五人斬りの段」
    
 終演後には、舞台裏見学会を開催します!
  「八反返し」と呼ばれる独特な舞台装置や人形操作を、この機会に
 是非ご覧ください。
説教源氏節(せっきょうげんじぶし)とは
 説教源氏節は、江戸浄瑠璃・新内に説経祭文節を加味したもので、天保7(1836)年頃、新内語りの師匠岡本美根大夫(おかもと みねだゆう)によって始められました。大阪で生まれた説教源氏節は名古屋で大流行し、その後全国へ伝わりましたが、現在伝承しているのは廿日市市の眺楽座と名古屋甚目寺の2箇所のみになっています。新内の優雅な語り口と説経節の哀切な曲節が調和して、人々の心に大きな感動を与えます。
でこ芝居眺楽座(ちょうらくざ)
 眺楽座の創設者である藤原イワ(1857-1906)は音曲に巧みで、夫の淳一郎とともに明治16(1883)年頃から説教源氏節に熱中し、同好の志を集め、舞台装置を作り上演するなどして、技芸の伝承に努め、現在に至っています。伝承百三十余年、昭和50(1975)年に広島県無形民俗文化財に指定され、その後文部大臣表彰やサントリー地域文化賞を受賞するなど、廿日市市の誇る伝承芸能です。
 眺楽座に伝わる台本は、「石井常右衛門」「朝顔日記」「八百屋お七」などがあります。しかし「石井常右衛門」以外は、説教源氏節専用の作品ではなく、浄瑠璃、新内、常盤津など他の芸能に由来するものが多いようです。
 一座の構成は、語り手、合い方(三味線)、人形遣い、お囃子(三味線、鉦、太鼓)となっています。文楽や他の人形浄瑠璃と違い、人形遣いは舞台上に現れず、舞台裏で一人の人形遣いが人形(でこ)と向かい合う形で舞台の下から両手を伸ばして、一体の人形を操作しています。
三庄太夫「国分寺家探しの段」について
 三庄太夫の伝説について現存する資料は、江戸初期に出版された「説経」と呼ばれる語り物の「さんせう太夫」が最古とされています。眺楽座には「国分寺家探しの段」のほか「山別の段」「国分寺入の段」などが説教源氏節の台本として伝わっています。全体は凄惨な場面を多く含む悲憐物語ですが、この「国分寺家探しの段」では三庄太夫・三郎親子と聖とのやりとりを軽妙に描き、勧善懲悪のオチで終わるお話です。

プレイガイド

エディオン広島本店  フジグランナタリー  はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ

チケットぴあ Pコード:497-780

主催

(公財)廿日市市芸術文化振興事業団